栃木県那須塩原市の(仮称)まちなか交流センター設計プロポーザルの参加実績。
大きさが異なる3つの通りに面し、奥行きが極端に深い特殊な敷地。私たちは此処に、日常的に何気なく通り、くぐり抜けるこ とが出来る日本的な路地空間を整備しつつ、併せて性格が異なる交流機能諸室と共に、中間領域として機能する広場を点在させて繋ぐ事で、様々な活動やイベントを自然に体験しつつ、みちゆきに活発な交流が助長される交流センターの提案を行った。
駅へと向かい又は自宅に帰る際の抜け道が、那須塩原の魅力を伝えるギャラリーとなり、この地を訪ねた方々と地域住民との出会いの場としても機能する街のコンシェルジュ拠点施設として、子ども達、高齢者など誰もが安心安全に施設を利用することが出来る様、駐車スペースを屋上に集約する事で、グランドレベルである一層部分を歩行者専用の空間として計画した。
地域の個性を表す地場産大谷石をストリートファニチャーや建築各所に用いる事で、利用者が愛着と親しみを持って様々な地域 活動や交流、人との出会いを楽しむ事ができる
「クグってつながるとおりみち 」 の実現を試みた。
「 ソラ+設計共同体 」 として、住まい工房Sさん、渡邊唯建築設計事務所さんとの共同設計案。